2016.03.04 |
学会・研究会 |

当科山岸正和教授が会長を務めさせて頂きます、第81回日本循環器学会学術集会(2017年3月17-19日、金沢)の概要が、日本循環器学会のホームページにアップされました。
金沢での開催は、昭和47(西暦1972)年に当科元教授の故村上元孝先生が会長を務められた第37回学術集会以来、実に45年振りとなります。学会会場は十分に確保され、皆様からご心配頂いております、学会中のホテル、旅館などにつきましても、ご不便のないよう最大限数を確保しつつあるところでございます。
是非、皆様お誘いあわせのうえ、金沢での第81回日本循環器学会学術集会にご参集頂きますようご案内申し上げます。
2016.03.03 |
Publications | 教育 |
当教室では、原著論文以外にも教育的意義のある総説、解説などにも積極的に関与しています。
「循環器疾患と突然死」を特集しました循環器病関連学術雑誌「循環器内科2016年2月号」が科学評論社から発刊されています。
虚血性心疾患、弁膜症、心筋症、遺伝性不整脈などにおける突然死に関する最新の知見が満載です。
心筋症関連では藤野准教授、今野助教らのグループが、またElectrical stormについては田中助教、林助教らのグループが執筆しています。
また、大動脈疾患との関連においては、大動脈解離について、杏林大学吉野秀朗先生によります力のこもった総説が注目されます。是非ご一読ください。
2016.03.01 |
Message from Professor |

金沢に赴任以来、新しくなりました私共のホームページをご覧頂きありがとうございます。3月になりましたが、金沢では昨夜来の積雪で一面が銀世界に逆戻りしています。寒暖の差が10度近くになりますと体調の管理にも気を配りたいところです。
さて、先月は循環器疾患の関連した痛ましい事故がいくつか起こっています。大阪では自家用車が暴走する痛ましい事故がありました。不幸にして運転していた方が大動脈解離を発症されたようです。大動脈解離は時として脳卒中症状で起こることもありますし、救急搬送される途上で亡くなった方の中にも結構この大動脈解離があることが当方の研究でも判明しています。特殊な場合を除いて血圧の管理が最重要ということを改めて考えさせられる事案でした。
金沢に参りまして、11年目となります。来年の第81回日本循環器学会学術集会(2017年3月17-19日、金沢市)開催まであと1年余りとなって参りました。会員の皆様からは色々な意味で期待や不安の声を頂戴しております。特別学術プログラム、温泉・ホテルなどの宿泊施設、そして何よりも大切な、皆様方からの演題応募につきまして、検討を重ねているところでございます。未だ、学術集会の公式ホームページは立ち上がっていませんが、日本語、英文で、時々のよもやま話をfacebookにアップしているのも話題となっているようです。是非、こちらの方もご覧いただきたく存じます。特に会場近くの温泉・ホテルなどの話題も充実しており、中には一年前からの予約が可能な施設もあるようですので、お見逃しないようにご覧ください。
昨年は学会発表のみならず、論文執筆も活発化した一年でした。医学博士の論文最終審査に2名が望み、いずれも合格いたしました。グループからは、前回以後9編の学術論文が出版されています。臨床、教育と多忙な毎日に中、日々の発見を論文としてまとめ上げる習慣が定着した感じがあります。詳細は、当ホームページをご参照ください。
私たちの教室の目標は、総合力ある専門医と臨床研究者の育成です。実際、循環器内科は勿論のこと、高血圧、糖尿病を扱います内分泌代謝内科、血管炎、自己免疫疾患、腎疾患を扱いますリウマチ膠原病内科、そして、何よりこれらの中心となる栄養管理につながります消化器内科が一体となって臨床、基礎研究に取り組んでいます。また、時々の先端技術を取り入れた研究を推進します、循環器先端医工学研究グループでは、心血管の再生と修復をテーマにして、常に新しい取り組みに挑んでいます。このような学術活動と並行しての各科専門医資格の取得とともに、学位取得も順調に推移いたしております。教室員一同、「総合力ある専門医、臨床研究者」を目指して邁進いたしております。引き続きご支援賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
2016年3月1日
山岸正和
2016.02.25 |
留学生 |
2016.02.25 |
名誉教授 |
山岸 正和 名誉教授 大阪人間科学大学副学長 第2内科名誉教授
山岸正和 プロフィール
経歴
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昭和46年3月
甲陽学院高等学校卒業
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昭和53年3月
金沢大学医学部医学科卒業
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昭和53年7月
国立大阪病院勤務 (内科系研修医)
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昭和54年1月
大阪警察病院勤務 (心臓センター内科医員)
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昭和56年7月
大阪大学医学部勤務 (内科研究生)
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昭和57年1月
同 医員に採用
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昭和61年1月
国立循環器病センター勤務 (内科心臓血管部門医師)
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昭和62年10月
医学博士
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平成2年9月
アメリカ合衆国ケンタッキー大学医学部循環器内科教室研究派遣
(平成2年度三共生命科学研究振興財団海外派遣助成による)
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平成 3年9月
国立循環器病センター復職 (内科心臓血管部門医師)
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平成 6年3月
同 医長に昇任
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平成15年3月
兵庫医科大学臨床実習教授(委嘱)
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平成15年4月
国立循環器病センター研究所併任 (バイオサイエンス部)
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平成18年1月
金沢大学大学院医学系研究科・臓器機能制御学教授
循環器内科科長
金沢大学付属病院卒後臨床研修センター長
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平成20年4月
金沢大学医薬保健学域循環医科学専攻・臓器機能制御学教授
循環器内科科長
金沢大学付属病院北陸ハートセンター長
金沢市医師会副会長
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平成22年4月
金沢大学大学院医学系研究科循環医科学専攻長
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平成24年4月
金沢大学附属病院内科部門長
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平成26年4月
金沢大学附属病院副病院長
金沢大学保健管理センター長
所属学会・役職
- 日本循環器学会理事
- 日本心臓病学会監事
- 日本心血管画像動態学会理事
- 日本内科学会評議員
- 日本心エコー図学会評議員
- 日本心不全学会評議員
- 日本動脈硬化学会評議員
- 日本インターベンション治療学会理事
- アメリカ合衆国心臓学会フェロー(FACC)
資格
- 医学博士 昭和62年10月取得
- 医師臨床研修制度・研修管理委員会・委員長研修 平成18年11月修了
- 日本循環器学会認定循環器専門医 平成2年4月取得
- 日本内科学会認定内科認定医 平成2年4月取得
- 日本心血管インターベンション学会認定指導医 平成13年10月取得
- 日本動脈硬化学会認定指導医 平成27年4月取得
- 厚生労働省認定外国人医師臨床修練指導医 平成9年4月取得
- アメリカ合衆国ケンタッキー州立大学医療センター内限定医師免許
平成3年3月取得、現在失効
社会貢献
- 国際協力事業団海外派遣事業参加
- 心臓病グループ研修フォローアップ(エジプト共和国、バングラデッシュ共和国)
- 心臓病専門家派遣(中日友好病院、北京市、中華人民共和国)
- 阪神淡路大震災医療ボランテイア、西宮市立香炉園小学校(福山市医師会設営診療所)