2007年5月21-25日、ロシア共和国ハバロフスク市で開催されました日露米3国心臓病会議に、日露医学・医療協力財団の一員として当循環器内科山岸正和教授が招待され、循環器・心臓血管病に関する3国間での懸案事項など、活発な討議に参加されました。
国内はもとより、日米、日欧との連携を目指す当循環器内科にとりまして、絶好の機会となりました。
2007.05.28 | 学会・研究会 |
2007.01.15 | 教育 |
2006年11月11日土曜日、卒後臨床研修センター長である山岸正和先生がコーディネーターとなって明日からの診療に役立つ内容を目標とし、Current Medical Disease and Treatmentの主幹編集者であり、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の内科学教授のLawrence M Tierney先生とアドバイザーとしてサクラ精機学術顧問の青木眞先生を迎え、研修医のためのセミナーが金沢大学医学部新解剖棟講義室において開催されました。本来卒後臨床研修センターの行事ではありますが、当教室も今回のセミナー開催に深く関わりましたので、その一端を御紹介したいと思います。Tierney先生は鑑別診断の神様といわれており、青木眞先生はベストセラーのレジデントのための感染症診療マニュアルの著者という豪華メンバーです。北陸三県はもとより遠くは神奈川からの聴講者も含め総勢九十名あまりが参加する盛況ぶりでした。
内容はCase studyが2症例、さらに心臓の身体所見の取り方の講義でした。Case studyは事前の情報は全く知らされない状態でのプレゼンテーションに対して、Tierney先生が主訴、現病歴、身体所見各々からどうアプローチするか、ユーモアを交え、きわめて理論的に鑑別診断を幅広く展開されたのには一同関心しながらの聴講となりました。二症例目はクリプトコッカス髄膜炎とSLEを同時に呈した難症例で、確定診断は外されていたものの、鑑別診断にはクリプトコッカス髄膜炎を漏らさず挙げておられたのはさすがでした。
心臓の身体所見の取り方は聴診についてだけではなく、視診、触診と話を進められ、聴診では各弁膜症の心雑音を口まねで見事に表現されながらの講義でした。言葉は英語のみでしたが、ゆっくりとわかりやすい単語を用いて話され、適宜青木先生に解説いただいたのでわかりやすかったとの評判でした。
最後に山岸先生が謝辞を述べられ、来年もぜひ金沢にお招きしたいと言われたのに対し、「もちろん、来ますよ!」とお答えいただきました。講演終了後、Tierney先生はCurrent Medical Disease and Treatmentを持参した学生さんにサインぜめにあっておられ、とても楽しそうでした。今後も山岸教授がコーディネーターとなり、質の高いセミナーが企画される予定です。
リウマチ・膠原病内科 松村正巳
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