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【11/25】不整脈治療フォーラム(金沢東急ホテル)

2016.11.24 | 学会・研究会 |

高齢者の不整脈管理は年々重要度を増しています。今回は高齢者不整脈のトータルマネージメントを考える研究会を企画致しました。

2016年11月25日(金)19時20分開始
金沢東急ホテル

一般演題として、当教室の津田助教が不整脈へのインターベンション治療について発表致します。

特別講演では大阪医療センターより是恒之宏先生をお迎えし、「高齢者心房細動のトータルケア」と題してご講演頂く予定です。

医学生・薬学生から研修医・勤務医・実地医家の先生方まで幅広くご堪能頂ける会を目指しております。皆様のご参加をお待ちしております。

お手元までご案内が行き届いていない場合は、医局まで電話・メールにてお気軽にお問い合わせください。

【11/24】ハートフォーラム2016(金沢ニューグランドホテル)

2016.11.21 | 学会・研究会 |

心不全治療をテーマとした研究会、ハートフォーラム2016が金沢市で開催されます。

2016年11月24日(木)19時開始
金沢ニューグランドホテル

一般演題では、当教室の永田庸二助教が症例報告を行い、石川県立中央病院循環器内科の井上勝先生にカテーテルアブレーションの最前線についてご講演頂きます。

特別講演では山口大学より矢野雅文教授をお迎えし、心不全治療に関する最新の知見をご講演頂く予定です。

医学生・薬学生から研修医・勤務医・実地医家の先生方まで幅広くご堪能頂ける勉強会を目指しております。皆様のご参加をお待ちしております。

お手元までご案内が行き届いていない場合は、医局まで電話・メールにてお気軽にお問い合わせください。

 

第20回日本心不全学会学術集会(札幌)

2016.11.17 | 国内学会 | 学会・研究会 |

2016年10月7日~9日にかけて、札幌市において 第20回日本心不全学会・学術集会が開催されました。

当教室から山岸教授、今野助教がそれぞれシンポジウムの演者として登場しました。

 


山岸正和
シンポジウム:心筋症研究の最前線
Genetic approaches to hypertrophic cardiomyopathy

 

 

 


今野哲雄
シンポジウム:心筋症の遺伝子診断(座長:山岸正和、高島成ニ)
A truncation mutation in gene encoding cardiac specific kinase X causes dilated cardiomyopathy

 

第25回日本シェーグレン症候群学会学術集会(東京)

2016.11.14 | 国内学会 | 学会・研究会 |

第25回日本シェーグレン症候群学会学術集会が2016年9月8日(木)-9日(金)の日程で開催され、当教室から演題発表を行いました。

会長 武井正美(日本大学医学部 内科学系血液膠原病内科学分野)
会場 京王プラザホテル

当教室から2例、関連病院である石川県立中央病院から1例発表されました。


水島伊知郎(金沢大学附属病院 リウマチ・膠原病内科)
IgG4 関連動脈周囲炎 / 後腹膜線維症の臨床像に関する多施設共同研究:99 例の解析


藤澤 雄平(金沢大学附属病院 リウマチ膠原病内科)
IgG4 関連腎臓病における低補体血症についての臨床的検討


鈴木 康倫( 石川県立中央病院 腎臓内科・リウマチ科 金沢大学附属病院 リウマチ・膠原病内科)
他覚的乾燥所見の有無によるシェーグレン症候群確診例の臨床的差異


今回の学会ではシェーグレン症候群の基礎・病態、IgG4関連疾患の原因病態や臨床的検討、症例が多数報告されていました。

それぞれが全身疾患であり、膠原病内科だけではなく呼吸器、眼科、皮膚科、歯科領域といった多岐にわた り、それぞれの専門科からの講演を聴取でき非常に勉強になりました。年々進歩している疾患であり、今回の学会で得られた医学的情報を実臨床に応用できるように一層励みたいと思います。

 

早朝のセントロメアシェーグレン症候群小委員会で共同研究を呼びかける熱いプレゼンテーションを行う鈴木康倫先生

 

リウマチ・膠原病内科  藤澤

北陸総合診療コンソーシアム

2016.11.10 | 教育 |

金沢大学附属病院総合診療部が指揮を執る北陸総合診療コンソーシアムの話題です。

 

北國新聞 2016年9月9日

 

2004年から開始された新医師臨床研修制度はそれまで十分ではなかったプライマリ・ケアの基本的な診療能力を全ての医師が習得することが大きな理念の1つです。

新制度以前は多くの新卒医師が大学病院での単一診療科によるストレート方式で研修を受けていましたが、2年以上の臨床研修が必修化し、また内科(6ヵ月以上が望ましい)・外科・救急(麻酔科含む)・小児科・産婦人科・精神科・地域医療の各分野を1ヵ月以上研修(スーパーローテート方式)することが義務付けられました。さらに、医学生が希望する研修先に手を挙げることのできるシステム(マッチング制度)が登場したことにより新卒医師の分布は大きく変化し、いわゆる「医局」に所属する医師が大幅に減少しました。

しかしその後、主に過疎地などで地域医療の担い手が減少し地域医療の崩壊が叫ばれるようになりました。様々な分析がありますが、それまで地域に医師を派遣していた大学医局に所属する医師数が減少したことが大きな要因と言われています。2010年には制度の見直しが行われ、都道府県別の募集定員の上限が設定されたり、必修は内科・救急・地域医療のみとなるなどの揺り戻しがありましたが、依然として地域医療の空洞化は改善されていません。

今回、その解決策の糸口として期待されているのが2018年度から開始される予定の新専門医制度における「総合診療専門医」の存在です。専門職としてプライマリ・ケアを担う医師を育成するのが狙いです。このような総合診療医を育てるには単一の病院では幅広い経験ができないため、当院総合診療部の野村英樹先生(当教室ご出身)の呼びかけで北陸総合診療コンソーシアムが設立されました。プライマリ・ケアを担う家庭医という概念はまだまだ日本では定着していない感があります。これからの医療を担う医学生にとっても、一方で早期に専門性を獲得するというトレンドがある中で、臓器別の得意分野をあえて持たないプライマリ・ケア医がどこまで魅力的に映るか、といった問題点もありそうです。このようなコンソーシアム(病院群)を形成することにより全体として新卒医師の研修を支え、プライマリ・ケアの能力はもちろんのこと、臓器別の診断能力も高めることで地域の医療機能の向上が期待されます。

詳細は石川医報(H28年9月1日発行)に載っていますのでご確認ください。

一部のみ許可を得て掲載します。

これらの参加施設の多くが当教室の関連病院となっています。

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