当教室の森雅之先生の学術論文が心臓学術誌Heart and Vesselsに掲載されました。森雅之先生はブタモデルを用いて、各種血管ステントの植え込み後の血管反応性を評価しています。この中で、ある種のステントには血管内皮(障害の修復に大切)が早期に接着し、その後の経過に影響を及ぼすことを証明しています。
Early endothelialization associated with a biolimus A9 bioresorbable polymer stent in a porcine coronary model
Mori M, Sakata K, Nakanishi C, Nakahashi T, Kawashiri MA, Yoshioka K, Takuwa Y, Okada H, Yokawa JI, Shimojima M, Yoshimuta T, Yoshida S, Yamagishi M, Hayashi K.
Heart Vessels. 2017 May 17.
この研究結果に関連して北國新聞に特集が組まれました。
今後も臨床に繋がる基礎研究を続けていきます。
過去の新聞記事一覧
2017年5月 肺動脈性肺高血圧についての話題(川尻剛照准教授)
2017年4月 関節リウマチについての話題(川野充弘診療科長・講師)
2016年12月 膠原病診療についての話題(川野充弘診療科長・講師)