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金沢大学臓器機能制御学・循環器内科教室からの最近の著作

2012.05.08 | Publications | 教育 | 研究 | 臨床 |

金沢大学臓器機能制御学・循環器内科教室からの最近の著作を紹介いたします。

当教室では、医学生、研修医、専門医の教育重視の立場から、論文、総説、著作の執筆を積極的に勧めています。今回は、最近世に出ました、著作、ガイドライン、症例報告を紹介いたします。

1.川尻剛照、今野哲雄、林 研至、山岸正和。心筋梗塞photoの2次予防に関するガイドライン2011年版。V-5 心筋梗塞。門脇 孝、小室一成、宮地良樹 監修。
診療ガイドラインup to date 2012-2013。メディカルレビュー社刊。2012年5月1日。第一版

心筋梗塞の2次予防についての標準的治療をガイドラインに即して解説したものです。著者らはいづれも、冠動脈疾患の臨床経験が豊富であり、しかも、背景をとなります、高脂血症、心不全、不整脈の基礎的研究を推進しています。このような実績に立脚しての著書は実に読みごたえがあります。実地医家にお勧めの書です(定価3,800円)。

 

2.友池仁暢他、山岸正和(外部評価委員)。拡張型心筋photo_2症ならびに関連する2次性心筋症の診療に関するガイドライン。
循環器病の診療と治療に関するガイドライン2011
日本循環器学会が発行しています、おなじみのガイドラインシリーズです。本ガイドラインでは、拡張型心筋症などに関する診療のスタンダードが記載されています。当教室の山岸正和教授が外部評価委員として参加しています。

 

3.Yoshimuta T, Okajima T, Harada K, Mori M, Hayashiphoto_3 K, Yamagishi M. Impact of the right parasternal view with supine positioning for echocardiographic visualization of acute type A aortic dissection.
J Echocardiography 2012;10:38-39
解離性大動脈瘤などの成人大血管障害診療の権威であります、吉牟田 剛先生らによります、A型解離診断におけます、傍胸骨右縁アプローチの重要性を、実際の症例に照らして記載したものです。吉牟田氏は長年、国立循環器病研究センターで、血管内科医として活躍してきましたが、昨年秋より、私たちの仲間として頑張っています。

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