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国内学会 

第1回臨床高血圧フォーラム(大阪)

2012.05.14 | 国内学会 |

日本高血圧学会・第1回臨床高血圧フォーラム(2012年5月12~13日・大阪)において内分泌高血圧研究室は関連施設を含め計9演題の発表を行いました。演題数では主催の大阪大学に次ぐ2番目の数でした。

実技教育セッションでは『副腎静脈サンプリングにおける簡便かつ迅速なコルチゾール測定法』が指定演題に選ばれ、米田隆先生が北陸先端科学技術大学院大学と協同して開発した迅速コルチゾールキットの実技講演を行い、簡便かつ迅速に副腎静脈サンプリングの成否を評価できる同キットに関する成績は会場でも大変反響がありました。
地域密着型研究部門では芳珠記念病院の臼倉幹哉先生が『スクリーニングシートと専門外来を用いた原発性アルドステロン症病診連携の取り組み』の題で口演されました。二次性高血圧として最も頻度が高い原発性アルドステロン症を地域の診療所にて積極的に拾い上げ紹介していただくシステムを構築したことが高く評価され、第一回同部門の最優秀賞を受賞しました。

受賞式にて。左が臼倉先生。右は楽木宏実会長。

一般口演・ポスター部門では若い先生が中心に発表し、米谷充弘先生が『副腎動脈塞栓術にて血圧および血漿アルドステロン値の改善を得たアルドステロン産生腺腫の一例』で優秀演題賞に選ばれました。

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