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学会・研究会 

地域医療と医師のキャリアアップを考えるシンポジウム

2012.12.10 | 学会・研究会 |

2012年12月6日に金沢市文化ホールにて開催されました「地域医療と医師のキャリアアップを考えるシンポジウム」は、予想を遥かに超える80名もの参加を得て、盛会のうちに終了しました。ご参加頂きました皆様に御礼申し上げます。このシンポジウムは、石川県高度人材育成事業の支援を受けて開催されました第一部、自治医科大学学長永井良三先生をお招きしての特別講演の第二部の構成であり、長時間のわたるシンポジウムとなりましたが、多数の参加者からの質疑で、時間を超過する熱のこもったシンポジウムとなりました。

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川尻剛照先生の司会で行われました一般講演では、珠洲総合病院の寺本了太先生の心筋梗塞治療、臼倉幹哉先生の原発性アルドステロン症に関する話題の話題を発表して頂きました。

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珠洲総合病院内科の寺本了太先生は、心筋梗塞治療の話題を今年AHAで発表されたデータを含めて話されました。

続いて行われましたパネルディスカッションでは、岡田俊英先生(石川県立中央病院部長)、松村正巳先生(金沢大学医学教育センター准教授)の座長の下、パネルディスカッションの座長を務めて頂きました。

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堀田祐紀先生(金沢循環器病院)、吉田 功先生(金沢大学准教授・消化器内科)、水冨一秋先生(加賀市民病院)、北義人先生(輪島市立病院)が各々のキャリアからみた地域での疾患への取り組みについての発表の後、地域医療と自らのキャリアアプをいかに図るかについて討論がなされました。

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第二部の特別講演では、山岸正和先生(金沢大学臓器機能制御学・循環器内科)によるご紹介の後、永井良三先生の「心血管代謝病の病態と予防」と題しての御講演を拝聴しました。

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当初、時期的にはあまり多くの参加者は見込めないのではないかと危惧いたしておりました。しかし、自治医科大学OBの先生方や地域でご活躍の先生方が大勢参加して頂き、本シンポジウムは意義深く終えたのではないかと安堵いたしております。

師走のお忙しいなか、演者、座長の先生方、そして永井良三先生には改めて御礼申し上げます。また、本シンポジウムの第一部をご支援頂きました石川県にもこの場を借りまして御礼申し上げます。

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