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第59回日本心臓病学会学術集会(2011年9月、神戸)

2011.10.13 | 学会・研究会 |

第59回日本心臓病学会学術集会が神戸にて2011年9月23日~25日の日程で開催されました。

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今回も金沢大学循環器内科グループから多くの学術発表がなされました。


ビジュアルワークショップ2:不安定プラークの診断と治療への応用
座長 山岸 正和
演者 坂田 憲治
「Slow flow現象と局所組織形態の関連:OCTを用いた検討」
石の上にも3年の本研究関連の論文が採択され、意気上がる坂田憲治先生の発表でした。新しい手法を加えての冠動脈粥腫の臨床評価に関する研究発表です。


Physical Examinationを学ぶ-基礎編-
演者 山岸 正和
「循環器疾患における問診と”Physical Examinationの意義”」
教育を重視します、私どもの循環器内科グループとして、患者診察の基本を教授自ら講義しました。


パネルディスカッション5:糖尿病と心血管疾患
演者 内山 勝晴
「2型糖尿病がDrug Eluting StentとBare Metal Stentの
臨床的転帰に及ぼす影響<多施設共同研究からの解析>」
金沢大学グループでは従来からHERZ研究を共同作業として行って参りました。今回はそのサブ解析として、インターベンションにおけます糖尿病管理の重要性を講演しました。


日本心臓病学会-日本心臓核医学会ジョイントシンポジウム:不安定プラークの病態と画像診断
座長 山岸 正和
演者 下島 正也
「スタチン投与によるプラークの早期変化:MDCTによる検討」
日本心臓核医学会との合同シンポジウムとして、不安定プラークの診断が取り上げられました。私たちの関連病院の一つ、富山赤十字病院でなされたスタチンによる早期プラーク安定化の話題を、下島正也先生が演者として選ばれ、発表しました。卒業5年目で全国学術集会でのシンポジストとして発表するのは画期的といえます。


パネルディスカッション9:Beyondスタチン:さらなるリスク減少をめざした薬物治療
演者 川尻 剛照
「多剤併用包括的脂質管理と新規脂質低下剤の可能性」
脂質・動脈硬化の道一本を進む、川尻剛照講師の発表でした。


教育講演18:基礎と臨床をつなぐ
演者 今野 哲雄
「遺伝性心血管疾患の臨床」
教育重視の私たちの教室の成果が認められ、今野先生が遺伝性心血管疾患、特に心筋症の話題を中心に教育講演しました。


尚、本学会の正会員(FJCC)に新たに次の先生方が北陸から選ばれました。

FJCC

今野哲雄先生(金沢大学助教)

林研至先生(金沢大学助教)

松尾信郎先生(金沢大学講師)

水野清雄先生(福井循環器病院副院長)

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