当教室のホームページをご覧頂きありがとうございます。私たちは金沢大学附属病院を中心に主に北陸三県での医療活動を行っています。診療のみならず研究、教育にも力をいれ医学・医療の発展に少しでも貢献できるよう力を尽くして参ります。診療や研究の内容は多岐に渡りますが、主に循環器疾患、生活習慣病、内分泌代謝疾患、リウマチ膠原病、腎疾患、消化器疾患、集中治療、感染症、救急医療、臨床検査などに長年の診療実績があります。金沢大学附属病院においては循環器内科、代謝内分泌内科、リウマチ膠原病内科、腎臓内科、消化器内科、集中治療室、救急部、検査部にスタッフが所属し、綿密な連携を図っています。
私たちの診療の特徴は、特に各分野での遺伝性疾患を代表とする難病や悪性腫瘍の診療にあたって、多くの関連病院と綿密に連携し万全の診療体制を敷いていることです。救急対応から始まり、高度先進医療と慢性期医療が融合した質の高い包括的医療を市民の皆さんに提供することを使命として取り組んでいます。
ご自身やご家族のご病気について、かかりつけ医からのご紹介を通じて是非私たちにご相談下さい。近年では北陸三県のみならず全国各地から受診されるケースもあり、特に難治性の遺伝性疾患のご紹介を多数お受けしています。私たちは常に患者様と真摯に向かい合い、病気に対して飽くなき探求心を持って立ち向かうことを教室全体の目標として日々の診療を行っています。
金沢大学附属病院の受診について
初回受診に当たっては原則としてかかりつけ医からの紹介状(診療情報提供書)が必要となります。普段かかっている医療機関がない場合は、お困りになっている症状などについて、まずはお近くの医療機関を受診ください。その後、受診された医療機関を通じて金沢大学附属病院地域医療センター病診連携室へご連絡を頂き、当院への受診に必要な手続きが取られます。
- 紹介についての詳細や外来担当医などの情報は金沢大学附属病院のホームページをご覧ください。
- セカンドオピニオンについては金沢大学附属病院のホームページをご覧ください。
臨床研究について
実際の医療現場では検査法や治療法が確立していない病気や病態が未だに多く存在します。そのような未解決の問題に対して、新しい診断法、治療法の有効性や問題点を検証するのが臨床試験です。臨床試験の中には過去のデータを用いて行うものから、患者様に参加して頂き、新しい医療技術の効果や負の面を注意深く観察していく「臨床試験」まで様々な形態があります。臨床研究を推進し新しい医療技術を確立することは大学病院の使命と考え、皆様のご理解とご協力をお願いしています。
市民公開講座・マスメディア活動
私たちは市民の皆様とともに健康と病気の問題について話し合っていきたいと考えています。市民の皆様と交流を図るとともに健康と病気に対する正しい知識や対処法を学んで頂くことを目的として、定期的に市民公開講座を開催しています。毎回、会場は大いに盛り上がり、私たちにとっても皆様の率直な意見を聞くことができ大変勉強になっています。医師から患者への一方通行ではなく、お互いが理解しあえる医療環境を目指しています。
また、地元紙、全国紙、雑誌、テレビ、ラジオ等の多くのマスメディアを通じて市民の皆様の健康に役立つ医療情報や診療・研究の内容について積極的に発信を続けています。