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教育 

Gerald Stein先生による臨床教育プログラム

2007.07.08 | 教育 |

スタイン先生とのPOS、ROS討論会

山岸教授の教育への熱意のもと、2007年6月12日、13日の両日に渡って米国はフロリダからGerald Stein先生をお招きし、臨床教育プログラムを行いました。Stein先生は、総合内科、リウマチ・膠原病を専門とされ、日本での臨床教育の経験が豊富で、亀田総合病院において7年間の教育経験をおもちでいらっしゃいます。また他には、沖縄県立中部病院、聖路加国際病院、舞鶴市民病院での教育もされています。Stein先生は、Problem -Oriented Systemを用い、いかにもれなく情報把握をし、理論的にアセスメント、プランを行うかについて教育をされます。これについては『 “大リーガー医”に学ぶ-地域病院における一般内科研修の試み』(松村理司著 医学書院)でも紹介されています。

両日とも18時30分から21時までと遅くまでの教育プログラムでしたが、本学学生、研修医をはじめ、金沢医科大学、福井大学医学部からも学生、研修医が多数出席しました。12日はStein先生によるProblem- Oriented Systemの講義に続いて、医学部5年生の池田侑子さんによるToxic Shock Syndromeの患者さんの症例呈示と討論をおこないました。13日は1年目研修医の橋本真里子さんによるSLE+皮膚筋炎の患者さんの症例呈示、討論に続いて、医学部5年生の神野範子さんによるRSPE(Remitting Seronegative Symmetrical Synovitis with Pitting Edema)の患者さんの症例呈示、討論を行いました。英語でのプレゼンテーション、討論でしたが、学生さん、研修医からの質問、コメントもあり、熱気にあふれる教育セッションとなりました。学生、研修医の方々の臨床へのモチベーションも上がったようです。Stein先生からは、「どの症例呈示も“excellent”だったよ」とのコメントをいただきました。今後も質の高い臨床教育のプログラムを計画したいと考えております。

リウマチ・膠原病内科 松村正巳

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