2017年10月20日(金)~10月22日(日)にかけて、愛媛県松山市のひめぎんホールにおいて開催された第40回日本高血圧学会総会に参加しました。当研究室および関連病院から多くの演題発表が ありましたので、ご紹介させて頂きます。
浅野嵩博 初期研修医(金沢大学附属病院)
一般口演
「副腎性subclinical Cushing症候群に対側アルドステロン過剰産生を合併した1例に対する免疫組織学的検討」
権藤侑子 初期研修医(金沢大学附属病院)
一般ポスター
「原発性服甲状腺機能亢進症手術後も副甲状腺ホルモン高値が遷延した原発性アルドステロン症の1例」
青野大輔 医員
一般口演
「副腎静脈サンプリングのACTH負荷前後において局在診断が乖離したアルドステロン産生腺腫に対する遺伝学的および免疫組織学的解析」
シンポジウム
「左副腎腺腫によるサブクリニカルクッシング症候群に反対側からのアルドステロン過剰産生を併発した1例」
武田仁裕 医員
一般口演
「脳卒中易発症高血圧ラットにおけるValsartan/sacubitril,LCZ696の腎保護作用」
シンポジウム
「肥満高血圧における内臓脂肪のアンジオテンシノーゲン遺伝子のエピジェネティクス」
古川健治 内科診療部長(JCHO金沢病院)
一般口演
「SGLT2阻害薬12か月投与の血圧と塩分排出に対する効果について」
武田仁勇 特任教授(金沢大学附属病院先端医療開発センター)
一般口演
「アルドステロン産生腺腫患者における副腎静脈サンプリング時のACTH負荷の有用性―Japan Primary Aldosteronism Study (JPAS)における検討―」
台風の接近もあり、今回の学会参加者はやや少なかったように感じましたが、学会会場は非常に熱気に満ち溢れていました。個人的には、初めてシンポジウムで発表する機会を与えていただき、大変貴重な経験となりました。最新の知見に触れ、今回学んだことを日々の臨床や研究に生かしていきたいです。 最後になりましたが、多くの先生方にご助力頂き、学会に参加することが出来ました。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。今後とも御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
金沢大学附属病院 内分泌・代謝内科
金沢大学大学院 循環器病態内科学教室
青野 大輔