珠洲市総合病院での糖尿病の悪化を防ぐ地域に根差した取り組みが注目されています。
その中心となっておられる小泉順二先生は当教室のご出身で、2013年度まで金沢大学附属病院総合診療内科の教授を務められていました。退官後に一念発起され、地域医療に身を投じておられます。
当教室は地域医療の発展に寄与すべく、地域で奮闘される医師・医療機関と協力して様々な取り組みを行っています。
また、当教室では能登半島における大規模な家計調査に基づき、遺伝性心血管疾患、代謝疾患について、いくつもの画期的な報告を行っています。
High incidence of sudden cardiac death with conduction disturbances and atrial cardiomyopathy caused by a nonsense mutation in the STA gene.
Sakata K, Shimizu M, Ino H, Yamaguchi M, Terai H, Fujino N, Hayashi K, Kaneda T, Inoue M, Oda Y, Fujita T, Kaku B, Kanaya H, Mabuchi H.
Circulation. 2005 Jun 28;111(25):3352-8.
Altered metabolism of low-density lipoprotein and very-low-density lipoprotein remnant in autosomal recessive hypercholesterolemia: results from stable isotope kinetic study in vivo.
Tada H, Kawashiri MA, Ikewaki K, Terao Y, Noguchi T, Nakanishi C, Tsuchida M, Takata M, Miwa K, Konno T, Hayashi K, Nohara A, Inazu A, Kobayashi J, Mabuchi H, Yamagishi M.
Circ Cardiovasc Genet. 2012 Feb 1;5(1):35-41.
今後も地域医療への貢献を継続するとともに、実地臨床に根差した臨床研究を行っていきたいと考えています。