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Message from Professor 

2016年度ご挨拶

2016.04.01 | Message from Professor |

山岸正和

新年度に入り、皆様方も慌ただしい毎日をお過ごしのことと思います。3月に教室のホームページが一新され、また4月から参加する教室員の諸君と新たな気持ちで頑張りたいと思います。長期間にわたり再開発・再構築が行われてきました、この医学系キャンパスも漸く最終整備が完了し、大学病院、医学部が一体化した姿をみせています。これまで以上に魂をこめた臨床、教育、研究を進めていかねばならないと、決意を新たにしているところです。幸いにも循環器内科、内分泌代謝内科、リウマチ膠原病内科、消化器内科にバランスよく配置がされ、「総合力ある内科専門医を目指す」体制が強化されましたのは喜ばしいことです。

金沢に参りまして、11年目となります。来年の第81回日本循環器学会学術集会(2017年3月17-19日、金沢市)開催まであと1年足らずとなって参りました。会員の皆様からは色々な意味で期待や不安の声を頂戴しております。特別学術プログラム、温泉・ホテルなどの宿泊施設、そして何よりも大切な、皆様方からの演題応募につきまして、検討を重ねているところでございます。学術集会の公式ホームページも立ち上がりました。また、日本語英文で、学術集会関連の時々のよもやま話をfacebookにアップしているのも話題となっているようです。是非、こちらの方もご覧いただきたく存じます。特に会場近くの温泉・ホテルなどの話題も充実しており、中には一年前からの予約が可能な施設もあるようですので、お見逃しないようにご覧ください。

さて、4月から大学院改組に伴い、教室の名称が、従来の「臓器機能制御学」から「循環器病態内科学」に変わります。英語訳はDepartment of Cardiovascular and Internal Medicineです。これは各々の教室の特徴をより鮮明にして、分かり易い名称にしたためです。末尾には各教室とも初めて「内科学」と表記されています。

私たちの教室の目標は、総合力ある専門医と臨床研究者の育成です。教室の名称は変わりますが、目標は変わりません。循環器内科は勿論のこと、高血圧、糖尿病を扱います内分泌代謝内科、血管炎、自己免疫疾患、腎疾患を扱いますリウマチ膠原病内科、そして、何よりこれらの中心となる栄養管理につながります消化器内科が一体となって臨床、基礎研究を進めます。また、時々の先端技術を取り入れた研究を推進します、循環器先端医工学研究グループでは、心血管の再生と修復をテーマにして、常に新しい取り組みに挑んでいます。教室員一同、「総合力ある専門医、臨床研究者」を目指してこれまで以上に力強く邁進いたしております。引き続きご支援賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

2016年4月1日

山岸正和

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