IgG4関連の腎臓病に関する指針が出版されました。

IgG4関連疾患は、IgG4発現を伴う形質細胞などの浸潤をともなう組織障害を中心とする全身性疾患で、疾患概念も大変新しいものです。中でも腎臓病に関しては我が国での研究が先行しており、私たちの教室からも関連研究、報告がなされています。このような中、リウマチ・膠原病内科の川野充弘講師らにより、IgG4関連腎臓病の診療指針が日本腎臓病学会から発表となりました。このような診療指針執筆のとりまとめを、私たちの内科教室が果たしたことに大変な誇りを感じます。

詳細は日本腎臓病学会誌　2011;53(8):1062-1073を参照してください。