日本循環器学会第116回北陸地方会学術集会が去る7月6日(日曜日)に金沢大学宝町キャンパス内で開催されました。
午前中は筑波大学の多田先生、東京医科歯科大学の新井先生によります心臓再同期療法、虚血性心疾患の外科治療の教育講演に、128名もの参加をいただきました。
また、初めての企画でしたランチョンセミナーも予定していました講義室が満室になり、こちらも大盛況となりました。
午後からの一般演題では近年では最高の87題ものご発表を頂きましたが、座長の先生方のご協力もあり、最後まで活発にご討議頂きました。
北陸地方会では久しぶりの女性医師による座長は好評でした(金沢大学循環器内科 高田睦子先生)
循環器内科を標榜いたします私どもにとりましてこの様な盛会になりましたことはこの上ない喜びでありますし、ご尽力頂きました関係の皆様に御礼申し上げます。
第116回日本循環器学会北陸地方会 概要
教育セッション(金沢大学医学類 十全講堂)
教育講演 1 午前9時30分~10時30分
演者 筑波大学大学院 人間総合科学研究科
次世代医療研究開発・教育統合センター
夛田 浩 准教授
演題 「難治性心不全症例に対する心臓再同期療法」
座長 金沢大学医薬保健学域 臓器機能制御学
山岸 正和 教授
教育講演 2 午前10時30分~11時30分
演者 国立大学法人東京医科歯科大学大学院
医歯学総合研究科器官システム制御学系専攻
呼吸循環病学講座 心肺機能外科学分野
荒井 裕国 教授
演題 「虚血性心疾患に対する最近の外科治療の進歩」
座長 金沢大学医薬保健学域 心肺病態制御学
渡邊 剛 教授
2.ランチョンセミナー 12:15~13:15
C会場 (第2講義室)
演者 兵庫医科大学循環器内科
増山 理教授
演題 「慢性心不全に対する効果的薬物療法の確立を目指して」
3.一般学術発表 87題
学会事務局
金沢大学循環器内科 井野秀一
循環器専門研修の先生方は皆堂々と発表していました(金沢大学循環器内科 吉川先生)
金沢大学初期研修医2年目の余川先生、鷹合先生そして福井県立病院の吉田先生も専門医に負けない位堂々とした発表ぶりでした。
研修医1年目の先生もなかなか気合の入った発表をされていました
(金沢大学初期臨床研修医 松原先生、町岡先生、宮田先生)