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医局行事 

2010年度 金沢大学第二内科同窓会

2010.06.24 | 医局行事 |

2010年6月19日(土曜日)、金沢大学第二内科同窓会、記念講演会が開催されました。

会場 ホテル日航金沢

同窓会記念講演会
研究報告 金沢大学大学院医学系研究科臓器機能制御学・リウマチ膠原病内科
藤井 博先生
「CCR2の欠損はIL-1レセプターアンタゴニストノックアウトマウスにおける関節炎を増悪させ、骨破壊を促進する」

特別講演 元大阪大学総長・大阪大学大学院生命機能研究科免疫機能統御学講座
岸本忠三先生
「IL-6:その発見から抗体医薬へ発展」

岸本忠三先生は大阪大学医学部第三内科にて故山村雄一教授に師事され、米国ジョーンズホプキンス大学留学後、大阪大学医学部病理病態学教授、同細胞工学センター教授を経て第三内科教授をお勤めになりました。この間一貫して免疫学の研究に取り組まれ、Bリンパ球増殖、分化機構を解明し、インターロイキン6(IL-6)を発見されました。その後、IL-6とその受容体、シグナル伝達、病気との関連等の一連の研究によりサイトカインに関するパラダイムを確立されたことはよくご存じの通りです。平成9年大阪大学総長に就任され、また総合科学技術会議議員として我が国におけます医学の発展ため尽力してこられました。先生の講演の圧倒的迫力は、若い先生方にとって大変なインパクトでした。

金沢大学医薬保健研究域医学系・臓器機能制御学
山岸正和

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